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ごあいさつ
私たちは長年医療に携わる中、平成10年以来内科クリニックを開業し、患者さんとの触れ合いを通して、多くの方の考えや意見を聞くことができました。「住み慣れたこの地域で、自分たちでも支払い可能な価格設定でリーズナブルなサービスを受けることができるような老人ホームがないか。」という希望が多いこともそのひとつです。また特別養護老人ホームで嘱託医を経験するうちに、どうすれば介護を要する患者さん本人も家族もハッピーに生きられるかということを考えていました。
そのような経緯のなか、母が突然脳出血で倒れ、寝たきりになり、患者の家族の立場からも医療介護に関して考えるようになりました。たとえば一般的に3ケ月経ったら退院を余儀なくされるため、転院してもすぐに次の病院を探さねばならない事等も容易ではありませんでした。当時は医療を要する入居者をを受け入れてくれるホームは少なく、そこで医療と介護が密接に連携した有料老人ホームの設立を決意し、平成20年8月に開設しました。当ホームは入居者様が入居する際の急激な環境変化の影響をできるだけ受けないよう、また家庭的な雰囲気の中で日常生活が送れるように配慮し一人一人のペースに合わせて生活コミュニティーの継続性を確保した介護を志しています。また、ホーム内での健康管理も十分行い「地域医療と介護の連携したサービス」を提供するために積極的に地域の病院、診療所との連携を持ち、地域社会に貢献したいと考えています。
現在の介護付有料老人ホームMボヌールの特徴は、在宅医療を通じて、介護と医療的なケアがスムーズに連携される体制をとっていること。またホーム内での転倒による骨折や頭部打撲防止、誤嚥、嚥下障害の予防、胃瘻(PEG)の対応、栄養サポートにも力を入れており、週1回の臨床カンファレンスを実施していることです。防災、接遇からカルテの書き方に至る委員会を開催し、職員のスキルアップも図っております。誤嚥、嚥下障害の予防とPEGの対応に関しては、武庫川女子大学と連携し管理栄養士による指導や学生実習の場としても協力関係にあります。
具体的には月1回のNST(栄養サポートチーム)ミーテイングを実施し、PEGからの栄養もただ単に液体栄養物を注入するのではなく他の入居者さんと同じ食事をまず患者さんに見ていただき、ミキサーにかけてトロミをつけてPEGより注入する方式を採用しています。また、入居者様のためには最低月1回ボランティアによる音楽会、合唱、日本舞踊の会など地域に密着した活動も行っています。このように住み慣れたこの地域で安心した介護拠点となることを目指しています。
陽楽について
事業者概要
商号 | 株式会社陽楽 (英記:Yogaku Co.,Ltd.) |
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創立 | 2006年7月18日 |
所在地 | 〒655-0852 兵庫県神戸市垂水区名谷町平ノ垣内852-1 |
TEL | 078-707-7008(代表) |
代表者 | 代表取締役 藤井 富美子 |
事業内容 | 【高齢者介護サービス事業】
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